
こんにちは、なかの杜接骨院の荒川です。
スポーツや日常生活で怪我をしたとき、医療機関を受診するまでの間、出来るだけ悪化させない為に「応急処置」を行う必要があります。
もし応急処置をしなかったり、適切ではないと、症状が悪化したり治るまでに長い時間がかかったり、場合によっては取り返しのつかないことになってしまう場合もあります。
いざという時のために、正しい応急処置の知識を身に付けましょう!
《RICE(ライス)処置》
急性期の怪我の場合『RICE処置』が基本となります。
特に足首などの捻挫の場合、時間がたつにつれてどんどん腫れあがってくることが多いので、『RICE処置』を行うことで怪我の進行や治癒までの期間が全く変わってきます。
①Rest(安静)
受傷直後から体内で痛めた部位の修復作業が始まります。しかし、患部を安静にさせずに運動を続けることで、修復作業を妨げてしまいます。受傷後は安静にすることが大切です。
②Icing(冷却)
冷やすことで痛みを軽減、また血管が収縮されることで腫れや炎症をコントロールすることができます。
③Compression(圧迫)
適度な圧迫を患部に与えることで、腫れや炎症を抑えることができます。
④Elevation(挙上)
心臓より高い位置に挙上することで重力を利用し、患部に血液が集まらないようにすることで、腫れや炎症を抑えることができます。
この4つの処置の頭文字をとって『RICE(ライス)』と呼びます。
緊急時の適切な応急処置を知り、怪我の悪化防止や早期回復に役立てましょう!!
応急処置を行った後は、近くの接骨院などの医療機関ですぐに診てもらうことをお勧めします!